こもり校長:秋田ひろむ先生は青森在住ということで……たまに東京に出て来られるタイミングで、SCHOOL OF LOCK! がつかまえて出演いただいていますが……(笑)。
秋田:(笑)。
こもり校長:そして、明日(16日)は東京でライブがあるんですよね?
秋田:そうなんです。
こもり校長:16日17日と東京・LINE CUBE SHIBUYAにて、『amazarashi Live Tour 2020 「ボイコット」追加公演』が行われるということで……前日にガッツリつかまえてしまってすみません……!
秋田:いえいえ、ありがとうございます(笑)。
こもり校長:そして、11月17日にニューシングル『境界線』をリリースされます。おめでとうございます。
秋田:ありがとうございます。
こもり校長:(タイトル曲の)「境界線」は、現在放送中のテレビアニメ『86―エイティシックス―』第2クールオープニングテーマとして、すでに配信もされています。僕も先に聴かせていただきましたが、僕のなかではamazarashi先生って、攻めの曲と自分と向き合うような曲……静と動みたいな曲があると思っているんですけど。今回は動のほうの曲だなって思いました。
秋田:はい。
こもり校長:闘うような感じとか、自分自身が考えさせられるような……突き進むけど、そこには恐怖があったり。心の葛藤みたいなものをすごく感じる楽曲でした。
ぺえ教頭:そうだね。いま自信がなかったり、人生の路頭に迷ったり、まさに“境界線”に立っている人たちに、寄り添いながらも歌声の力強さで背中を押してくれるような1曲だなと思って。
こもり校長:そうですね。ミュージックビデオも拝見しましたけど……あれは、制作するにあたって意見とかも言ったりするんですか?
秋田:意見を言うことはあまりないですね。いつもジャケットとかを描いてくれているYKBXさんにお願いしたんですけど、amazarashiの曲を題材にまた新しいひとつの作品を作ってもらう、みたいなイメージで。曲のメッセージとは別に、別の視点からのメッセージみたいな。そういう感じで、いつも作ってもらっています。こもり校長:今回のミュージックビデオは全篇アニメーションですけど、ゲームの中でプレイしている人という現実と空想の境界線だったり、危険と安全の境界線、というのを感じました。気持ちの境界線って、ボヤっとしているものでもあるじゃん。でもああいう感じで、目で見てわかるものを表現されていて新鮮でしたし面白かったです。
秋田:ありがとうございます。
ぺえ教頭:うん。私も、曲やミュージックビデオからいろんな境界線を感じたんだけど……光と闇の共存みたいなものが、映像の中にすごく詰められていて。いろんな表現の仕方で、その光と闇のバランスを教えてくれるんだなと、すごく感じましたね。
こもり校長:そして、ライブの映像も公開されていますけど、あれもすごいですね。正面から見ているはずなのに、ちょっとボックスみたいな感じになっていて……。
秋田:そうですね。今回は紗幕を4面に入れて映像を映して。生で観ると割と立体的に見えたりとかして……はい。
こもり校長:すごく奥行きを感じました。前で映っているのか後ろで映っているのか……その間にamazarashi先生たちがいて、ライブならではの躍動感を感じました。
ぺえ教頭:うん。
――リスナーのメッセージを紹介
【新曲「境界線」本当に素敵な曲です。私は、ボイコットツアーで初めて聞きました。サビのフレーズが頭から離れずに、帰り道、一緒に行った友達と口ずさんでいました。また、歌詞を文章として見たときに、ひらがなと漢字の羅列の綺麗さに息を呑みました。amazarashi先生の楽曲には、そういった日本語の綺麗さが最大限生かされていると思います。本当に尊敬しています】
こもり校長:たしかにこの楽曲の歌詞には、『干からびた土』とか『焦げた瓦礫』とか、意外と現実では目にしない物があって。でも言葉として見ると、急にイメージできるじゃん。
ぺえ教頭:こういうワードって、自然と出てくるんですか?
秋田:そうですね。アニメのために書き下ろしたので、それをイメージしながら。現実の自分たちとの気持ちとリンクするように考えながら……という感じですね。
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒ https://ift.tt/2VDOFH4
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