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Monday, July 19, 2021

ヤニス・アデトクンボ「ファンの前で優勝できたら素晴らしいが、仕事はまだ終わっていない」 - Sporting News JP

7月17日(日本時間18日)のNBAファイナル2021 ミルウォーキー・バックス対フェニックス・サンズの第5戦は、123-119でバックスが勝利した。シリーズはバックスの3勝2敗となっている。

試合後、バックスのヤニス・アデトクンボが報道陣の質疑に応じた。

――ドリュー・ホリデーのスティールについて、先日はあなたのブロックが話題となったが、あのスティールも同じくらいに重要だと思う。

そうだね。大きかった。大きなスティールだ。彼らはショットを打つスポットにたどり着けず、彼は後ろから来て、ボールを奪い取った。そして彼は攻撃に出た。僕を信頼してくれ、素晴らしいパスをくれたんだ。それもロブでね。あれは大きかった。大きなプレイだった。勝利をもたらすプレイだった。

でも、あれこそが、僕たちがドリューから必要としていることなんだ。僕らには彼が守備を続けることが必要なんだよ。素晴らしい守備を続けることがね。ああいうプレイが、彼をエリートにする。

――いつ、レーンがあると分かった?

彼がいくのが見えて、クリス・ポールを見て、スプリントを始めた。そして自分の周りに誰もいないと分かったんだ。最初彼は僕にボールを投げたがらなかったんだけど、僕は投げろ、投げろ、投げろという感じだった。

そして、彼は投げてくれた。僕を信頼してくれたんだ。試合後は、信じてくれてありがとうという感じだった。まずいパスになることもあり得た。そうしたら、コーチはボールをキープすべきだと言うだろう。でも、彼は僕を信じてくれた。僕がプレイを終わらせると分かっていたんだ。僕には大きいよ。試合が終わってから、彼のところに行ってそう言った。

――今夜の勝利で、ホームのファンの前で優勝を決めるチャンスを手にした意味は?

大きな意味があるよ。でも、浮かれてはいけない。今にとどまらなければいけない。結果を心配することはできないんだ。

もちろん、どういうことかは分かっている。あと1勝でNBA王者だ。バスケットボールの歴史にずっと残る。それは誰も奪えない。それを家族やファンの前でできるのは、大きなことだ。

それは待てる。僕たちは集中を保ち、良いバスケットボールを続けなければいけない。ホームに戻り、しっかり回復しなければならない。そして映像を見て、良かったことや良くなかったこと、改善できることを見ていかなければいけない。

そういうことをすべて正しくやり、規律を保って、試合が始まってから良いバスケットボールをし、ファンのエネルギーがあって、優勝する機会がある。ファンの前で達成できれば素晴らしいだろう。

でも、そこに至るまではたくさんのステップがある。質問に答えるなら、素晴らしいことだろうね。ファンの前で実現できたら素晴らしい。でも、そこまでのステップがある。

――結果だけに集中しない、必ずしも結果にこだわらないという精神的な規律について話してきた。あと1勝となった今、どれほど試されるか?

大きな、大きなテストだね。その瞬間を楽しまなければいけない。ロードで勝利。楽しまないと。

でも、仕事はまだ終わっていない。僕たちはそれを忘れてはいけない。今にとどまらなければならない。ホームに戻れば第6戦で勝つというわけじゃないんだ。きっとサンズも同じことを思っただろう。ホームに戻って第5戦に勝つ、とね。

僕たちは謙虚さを保たなければいけない。できるだけ謙虚に、今にとどまらなければならない。このチームは謙虚ならとても、とても危険なんだ。僕は、謙虚なときの僕らがベストのプレイをすると感じている。

さっき言ったように、ステップがあるんだ。試合が始まれば、一度ずつのポゼッション。そして、試合に勝てる立場になれることを願う。そういう良い状況になれば、僕らのチームには素晴らしいクローザーたちがいる。ドリュー、クリス(ミドルトン)、僕とね。僕らには勝つ機会がある。


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