
女子1次リーグE組初戦でカナダと1―1で引き分けた日本代表(なでしこジャパン)は一夜明けた22日、英国との2戦目(24日・札幌ドーム)に向け、札幌市内で調整した。初戦の先発メンバーと途中出場したFW田中(INAC神戸)は宿舎で疲労回復に努め、その他の選手がグラウンドで練習した。
カナダ戦で、熊谷(バイエルン・ミュンヘン)とセンターバックを組んだ南(浦和)はオンライン取材に応じ、6分に先制されたことについて、「早い時間に失点し、難しい状況で試合を進めることになってしまった。反省しないといけない」と振り返った。失点につながったサイド攻撃への対応については、「たぶん英国もそこをついてくる。同じような失点をしないためにも修正することが大事」と気を引き締めた。
2012年ロンドン五輪金メダルのメキシコが、勢いのつく大勝で初戦を飾った。後半早々に先制した場面で起点となったのは、背番号10のFWライネスだ。
スペイン1部リーグのベティスでプレーする21歳。身長1メートル68と小柄ながら、切れの良い動きで前半から存在感を発揮した。得点につながったのは47分、巧みなステップでフランスDFを振り切ってゴール前へ。中央へ送った鋭いクロスに、FWベガが頭で合わせた。
流れを引き寄せたチームは55分に追加点。PKで1点を失ったが、終盤には個人の能力の高さをうかがわせるゴールが立て続けに生まれた。
ロサノ監督は「勝ち点3を取り、良いスタートが切れた。より改善を求めていく」と表情を引き締めて語った。25日の次戦で顔を合わせる日本にとって、メキシコの攻撃にリズムを作るライネスは警戒すべき選手と言えそうだ。(帯津智昭)
優勝候補に挙げられるC組のスペインは、DFラインに5人を並べたエジプト守備陣を破れなかった。ゴール前のスペースを消されて得意のパス回しはなりを潜め、相手の激しいプレスにも遭い、前半だけで2人が負傷交代。後半終了間際、途中出場のFWミルのヘディングシュートがGKに抑えられるなど、相手の3倍近い10本のシュートは実らず、苦しいドロー発進となった。
5年前のリオ五輪決勝と同じ顔合わせとなったD組の好カードは、前回王者のブラジルが快勝。勢いづけたのは、10番を背負うリシャルリソン(エバートン)。試合開始早々にスルーパスで抜け出し、シュートをGKに阻まれた跳ね返りを決めて先制ゴールを奪った。その後もクロスを頭でたたき込むなど、前半だけで3得点。初戦から決定力を見せつけた。
2012年ロンドン大会の3位決定戦で日本を破って銅メダルを獲得して以来、2大会ぶりのメダルを狙うB組の韓国が、黒星発進。後半に先制点を許してからは両サイドから速いボールを放り込んで攻め立てたが、ニュージーランドの体を張った守りの前にゴールを割れなかった。1次リーグ突破のためには、もう負けられなくなった。
からの記事と詳細 ( なでしこ 守備を修正 : 東京オリンピック2020速報 : オリンピック・パラリンピック - 読売新聞 )
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