9日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節、レアル・マドリーはホームのアルフレド・ディ・ステファノでのボルシア・メンヒェングラートバッハ戦を2-0で制し、首位での決勝トーナメント進出を果たしている。
「第5節終了時点でグループGの3位に位置し、引き分け以下の結果ではクラブ史上初のCLグループステージ敗退の可能性があったマドリー。そうなればジダン監督の解任論はかつてないほど強まることになったが、極限下における同チームはやはり強かった。これまでの不安定ぶりを払拭するような磐石な試合運びを見せ、FWカリム・ベンゼマの2得点でボルシアMGを撃破すると、グループBのもう一戦シャフタール・ドネツク対インテルがスコアレスで終わったことで逆転での首位通過を果たしている。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたジダン監督は、久々にあのはにかむような笑顔を見せながら、喜びのコメントを発している。
「大きな満足感がある。目標はこれだった。1位通過を目指し、それを達成したんだよ。私たちはあらゆるレベルでスペクタクルな試合を演じた。開始1分から最後まで、試合を見事に解釈していたよ」
「今季、最も完璧な試合だったか? そうだね。そう思うよ。今日、私たちは全体的にとても良い内容のパフォーマンスを見せた」
また、なぜこの試合のようなパフォーマンスを継続して見せられないのかと問われると、こう返した。
「ベンゼマも言っていたし、私も選手だったから分かる。いつだって良いプレーを見せられるわけではないし、そんなことは不可能なんだよ。もちろん試みることはできるし、私たちはそう試みていく。常に良いプレーを見せたいという気持ちはあるのだから」
「重圧があるときにだけ強さを見せている? しかし、私たちは重圧があるとき以外にも良い試合を演じてきた。まあ確かに、このチームは大きな困難に陥ったとき、Yes or Yesで勝たねばならないときに、そうしてしまう何かがある」
監督としてCL三連覇という偉業を果たしたジダン監督だが、意外にもグループステージ首位通過は初めてのこととなる。
「1位になるのは根本的なことだ。チームは私と、初めてそれを成し遂げたんだよ」
からの記事と詳細 ( 解任かかった一戦でキャリア初の首位通過を決めたジダン「このチームにはYES or YESの試合に勝つ何かがある」 - Goal.com )
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