米Googleは12月10日(現地時間)、「Google Workspace」向けのアドオン「Macro Converter for Google Sheets」を公開した。マクロ付きの「Microsoft Excel」ファイルを「Google スプレッドシート」で扱えるように変換できる。
業務プロセスを効率化・自動化するために、「Excel」のマクロを活用している会社は少なくない。しかし、こうしたマクロ資産のせいで「Google Workspace」へ移行できないでいる会社も、また多いのではないだろうか。
「Macro Converter」は、そうした組織をターゲットに「Google Workspace」への移行を支援するために開発されたアドオン。「Excel 97」以降のマクロで使われているVBA(Visual Basic for Applications)のコードを解析して「Google スプレッドシート」で動作するApps Scriptのコードへ変換できるかチェックし、互換性レポートを出力できる。
完全な互換性があるのであれば、変換したApps Scriptコードをそのまま業務に使うことができるだろう。簡単に変換できないAPIが使われていた場合は手作業でコードを修正する必要があるが、VBAに精通している場合はVBA側の修正で、Apps Scriptに慣れている場合はコード変換後のエラー修正で対処できるので、移行の手間を省くことができる。
ただし、このアドオンが利用できるのは“Google Workspace Enterprise Plus”と“G Suite Enterprise for Education”のユーザーだけだ。他のプランでは利用できないので注意したい。
からの記事と詳細 ( Google、「Microsoft Excel」マクロを「Google スプレッドシート」向けに変換するアドオンを公開 - 窓の杜 )
https://ift.tt/374ylaQ
No comments:
Post a Comment