政府が2050年までの温室効果ガス排出量の実質ゼロ達成に向け、洋上風力発電の容量を40年に最大4500万キロワットとする目標を検討していることが10日、分かった。従来方針の3千万キロワット超から引き上げ、主力電源の一つとして育てたい考えだ。来週にも開く官民協議会で議論した上で、成長戦略に反映させる。
洋上風力に関する現行の政府目標では、当面10年間は年100万キロワットの導入を進めて30年に1千万キロワット程度を整備し、40年には3千万キロワット超に増やすことを目指していた。菅義偉首相が50年の温室効果ガス排出ゼロを表明したことを受け、40年目標を3千万~4500万キロワットに修正する。最大で原子力発電の45基分に相当する容量となる。
国内には現在、洋上風力の組立工場や主要部品を手掛けるメーカーはなく、国内での関連産業育成も図る。
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