(セ・リーグ、阪神1-7巨人、19回戦、巨人14勝5敗、4日、甲子園)助っ人に秋風-。阪神は巨人に1-7で完敗。ジャスティン・ボーア内野手(32)が序盤の2度の満塁機で倒れ、攻撃の流れを手放した。今季は年俸250万ドル(約2億7250万円)の単年契約。来季残留が注目される中、17打席連続無安打と不振まっただ中。首位とは今季最大の13・5ゲーム差に開いた。B砲も崖っ縁だ。
逆転への期待を乗せたバットは力なく空を切った。三回、1点差に迫り、なお無死満塁。誰もが追加点を信じた場面で、ボーアが膝を折られた。今季最多2万904人を詰め込んだ甲子園がため息に包まれる。矢野監督も肩を落とした。
「(サンズとボーアは)もちろん、ランナー置いてかえしてくれっていうところの打順なんで。かえせないわけだから、苦しいね」
巨人先発・戸郷の乱調につけ込むことができなかった。糸井の二塁打と連続四球で絶好機を作るも、大山の押し出し四球を得たのみ。ボーアは目の前で左腕・大江にスイッチされると、カウント2-2からの5球目、外角低めのボールゾーンへ逃げていくスライダーにバットを止められなかった。続く原口、小幡も凡退。B砲は一回2死満塁の先制機でも平凡な一ゴロに倒れていた。湿ったバットで、攻撃の流れを完全に絶ってしまった。
「1本も2本でもね。一気にいかないと、当たり前だけど流れ来ないので。それに尽きると思います」
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