製造業のDIは前期比1ポイント下落のマイナス54で、2期連続で悪化。全国的な設備投資の抑制による設備関連部品の受注減、自動車向け部材の需要低迷などで、電気機械が4ポイント下落のマイナス52、金属製品が25ポイント下落のマイナス88、非鉄金属が17ポイント下落のマイナス67だった。完成車メーカーの生産再開により、自動車部品など輸送用機械は27ポイント上昇のマイナス64。和田健治支店長は「自動車関連は改善と悪化が混在している状態だ」と説明する。
公共工事の増加によるアスファルトなどの受注増で石油・石炭製品は17ポイント上昇の0。汎用(はんよう)・生産用・業務用機械は横ばいのマイナス50だった。
非製造業のDIは前期比6ポイント上昇のマイナス34で、4期ぶりに改善した。新車の供給回復や新型車の販売効果で、卸・小売りが16ポイント上昇のマイナス24、旅行需要を喚起する政策の効果などで宿泊・飲食サービスは22ポイント上昇のマイナス78。一方、民間設備投資や住宅投資の抑制で建設が4ポイント下落のマイナス4、部品など貨物輸送量の減少で運輸は11ポイント下落のマイナス67だった。
2020年度の設備投資計画額は、製造業が前年度比19・2%増、非製造業が4・0%減で、全産業では15・0%増。和田支店長は「半導体関連の投資が活発で省力化投資も堅調。昨年の台風災害からの復旧投資もある。一方で、収益の悪化や先行きの不透明感から投資額を下方修正する動きも少なくない」とした。
3カ月後の先行きは、全産業で3ポイント上昇のマイナス41。11ポイント上昇のマイナス43とした製造業に対し、非製造業はマイナス37と3ポイントの下落を見込んだ。和田支店長は「完成車メーカーの生産回復に伴い、製造業では自動車関連の受注増を見込む業種が多い。非製造業では、建設需要の低迷や『巣ごもり消費』の一服を予想する声が出ている」とした。
同支店は10月の県内金融経済動向の総括判断を「新型コロナウイルス感染症の影響などから、厳しい状況が続いている」と据え置いた。
(10月2日)
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October 02, 2020 at 07:17AM
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県内DI、小幅改善 製造業の自動車関連は明暗 - 信濃毎日新聞
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