【モスクワ=石川陽平】ロシアのリャプコフ外務次官は16日、2021年2月に期限切れを迎える米ロの新戦略兵器削減条約(新START)の延長問題について、米国の姿勢が変わったことを示す証拠はないと指摘した。まずは同条約の延長での合意をめざすロシアの方針を改めて示した。タス通信に語った。
米ロの核軍縮協議を巡っては、米国のビリングスリー大統領特使が日本経済新聞に、中国を交えた3カ国の同時合意にこだわる方針を修正する考えを示した。米ロで新たな枠組みを固めた後に中国に参加を促す方式や新STARTの延長も検討する可能性を示した。
ロシアは核軍縮協議への中国の参加については「中国が決めることだ」として、慎重な姿勢を崩していない。一方、リャプコフ次官は16日、すべての関係国が対話に加わることが欠かせないも述べ、ロシアにとっては米同盟国、特に英国やフランスの参加が優先課題だと強調した。
17~18日には戦略的安定に関する次回の米ロ協議がウィーンで開かれ、ビリングスリー特使とリャプコフ次官が出席するる予定だ。インタファクス通信によると、同次官は16日、中国の核軍縮協議への参加に関する参加について米国の立場が軟化したのかを「米国側に聞きたい」と述べた。
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August 16, 2020 at 05:04PM
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「米は新START延長を」 核軍縮巡りロシア次官 - 日本経済新聞
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