(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」7月28日(火)放送分)
Mrs. GREEN APPLE は、7月8日にフェーズ1の完結と活動休止を発表しましたが、当番組は引き続き放送しています。
◆「ロマンチシズム」の思い出
藤澤:この曲はいま改めて聴いてもライブとかでやっても、自分ら自身すごく元気にならない?
若井:そう、めちゃ楽しいのよ。
藤澤:ねー! ギターのフレーズも、キャッチーというかハネてたりとか。
若井:そうだね。よく聴いてみると、実はすごい細かいことをしてたり、ちょっとキャッチーなフレーズが入ってたりとかしてるね。
藤澤:各パートがイキイキしてるというか、すごく人間味溢れていて。僕は歌もそうだし、各楽器のキャラクター性も好きだなって思う楽曲だね。
若井:確かに。あとレコーディング秘話とかありますか?
藤澤:レコーディング秘話? まあ「ロマンチシズム」が、っていうより時期的な話になるんですけど……。「僕のこと」のレコーディング時期と全く一緒だったんですよね。「僕のこと」は、すごくカラーを持っている楽曲じゃないですか。大きなことを大切にしてる楽曲というか。そこに対して、僕らのエネルギーも今までになかった使い方をしてたというか……(笑)。
若井:振り幅がすごかったからね〜。
藤澤:そうそう、そうなんですよ〜!
若井:でも一番大変だったのは、たぶん大森(元貴)さんで。「僕のこと」と「ロマンチシズム」という、対極にある2曲を同時期に作ってるわけだからね。だから、モードの切り替えが大変そうだったよね。
藤澤:そうだね〜。その時期のことで言うと……リリースから考えるとその前の年(2018年)なんですけど『ENSEMBLE TOUR』があったじゃないですか。夏にいろんな都市……幕張でやったりとか大々的にやった後に、改めてライブハウスをじっくり心から楽しんで回りたいよねってことで、冬にライブハウスツアーをやるんですけど。『ゼンジン未到』っていう僕らの大切にしてきている名前、タイトルを掲げてまた回るよっていうことで、秋にはもう『ゼンジン未到』の準備があったじゃないですか。そこにレコーディング期間もあったんですけど……。
若井:うん。
藤澤:これちょっと藤澤的思い出になっちゃうんですけど、『ゼンジン未到』のライブハウスツアーの準備が、個人的にそれまでになかった過酷さがすごくあってね。今までは楽曲の制作やライブの大きな意図だったりアレンジも、元貴が舵をとってやってくれてたわけじゃない? もちろんは元貴が考えたコンセプトを元にみんなも咀嚼していったんだけど、楽曲のライブアレンジっていうのを、初めて藤澤がいろんな楽曲を任されたタイミングだったんですよ。
若井:うんうんうんうん。
藤澤:イチからみんなのパートを考え直して……ここでこの楽曲は、こういうふうにしよう! っていうのを初めて任されて。なんかね~、本当に大変というか……(笑)。
若井:涼ちゃんボロボロだったもんね!
藤澤:ボロボロだった!?(笑)。
若井:ボロボロっつーかなんて言うの? スタジオとか入るじゃん、ライブ前だから結構いっぱい入るわけだけど……。
藤澤:本当にツアー回る1週間前とかに、この曲のアレンジ新しく考えたほうがいいんじゃないの? みたいなのがあったりしたんですよ(笑)。1週間で完成させないとツアーが回れないわけですよね。だからそういう……なんかすごくヒリヒリした切羽詰まったものも抱えながら、「僕のこと」も「ロマンチシズム」のレコーディングもみんなで一緒に向き合ってたっていう。なんかねー……すごく今、ミセスにとってフェーズ1のなかでも大きな大きなタイミングだったなって思って。
若井:濃密だったね、かなりね。
【Mrs. GREEN APPLE - ロマンチシズム】
藤澤:まあちょっと「ロマンチシズム」自体からは話が逸れて行っちゃったんだけど……改めてミュージックビデオとかどうです?
若井:ミュージックビデオは全編一発録りで、上下に画面が分かれてると思うんだけど、同時に2台カメラを回して……特殊な感じだよね。今までに見たことないようなものにしよう、って話をして。で、元貴が途中で消えてるのよ! 今まで映ってたのに、次のシーンになったら、え、なんで急に消えてるの? みたいな。
藤澤:これ、違和感を感じた人もいたんじゃないかな。
若井:そうそう。実はCGで消しているんだよね。
藤澤:意図的にやってたっていうね。一発録りなんだけど、そういうギミカルなことをやったっていうね。
若井:ちょっと特殊なMVだったね。
藤澤:ねー、撮影も楽しかったし、楽しかったとひとえに言っていいのかわからない過酷な部分もね、やっぱり一発録りですから。
若井:そうそうそう、やっぱりね、ちょっとあそこはこうだたったなー……っていう部分が、ね。
藤澤:メンバーもキャストのみなさんもスタッフさんも、みんなひっくるめて一丸で全ての気持ちがひとつになって繋がらないと、一発録りはいいものができないんですよね。妥協もできないから。
若井:最後オッケー出たときは、みんなでワーーーー! ってなってさ、拍手が沸き起こったもんね!
藤澤:ねー! いやでも……リリース期とか撮影期とか思い出すと……やっぱりちょっと……元貴がね……(笑)。
若井:おおーーー、はい。
藤澤:盲腸(虫垂炎)で……いや笑っちゃいけないんですけど。元貴が年末年始に大きく体調を崩して……もうすごかったなと。僕は絶対に無理です!
若井:それこそ、アー写の撮影とか退院して数日後でしたから。座るカットとかあったんですよ。めちゃくちゃ座るのに時間かかってて、おじいちゃんみたいになってたからね〜(笑)。
藤澤:ね〜〜〜〜いやいやいや……(笑)。本当にね……いろんなものを抱えて頑張っていたというか。そんな感じのなかでも、「ロマンチシズム」という素敵な作品ができたなって改めて思うし、今聴いてもすごく楽しいというか気持ちがハッピーになる楽曲だなって思います。
若井:そうだね。
藤澤:みなさんも、ぜひ改めて「ロマンチシズム」楽しんでくれたら嬉しいです!
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭
放送日時:月~金曜 22:00~23:55
番組Webサイト ⇒ https://ift.tt/2VDOFH4
本記事は「TOKYO FM+」から提供を受けております。著作権は提供各社に帰属します。
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July 29, 2020 at 03:00PM
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