
男の子自らがお母さんに予約を頼んだということですが、接種を受けたその理由とは。
「おかえり」
「ただいま!」
放課後、児童クラブにやってきたのは北海道・鷹栖町に住む井筒煌大くん。
2日前に12歳になったばかりです。
煌大くんは12歳になったら、やりたいことがありました。
(井筒煌大くん)「誰にもうつさないようにワクチンを打ちたいと思っています。(おじいちゃんは)歳けっこう離れてるし、本当に会えなくなるとさみしいから」
ことし72歳になった大好きなおじいちゃん。
最近は体調を気遣い会うのを控えていたと言います。
(母・春香さん)「じゃあいきますか!オッケー?」
(煌大くん)「ちょっと泣きそうなんだけど」
(春香さん)「大丈夫。なんか痛くないらしいよ」
仕事を終えたお母さんと、集団接種会場に向かいます。
(春香さん)「注射は苦手な方なので、出来ればしたくないよねって言ってたんですけど、本人から打ちたいと申し出があったので、じゃあ今回は積極的に予約しようかと」
思わずお母さんの手を取る煌大くん。
不安な気持ちをおじいちゃんのためにと、ぐっとこらえますが。
(煌大くん)「怖い怖い」
「動かなかったらすぐ終わるよ」
なんとか、接種を終えました。
(煌大くん)「もしもし」
真っ先に報告したのはもちろん、おじいちゃんです。
(祖父 賢一さん)「注射終わったのか?」
(煌大くん)「2回終わったら北見とかいきたいね」
(祖父 賢一さん)「そうだね」
不安の声もある子どもへのワクチン接種。
決める理由はそれぞれですが、大切な人を思いやる気持ちもそのひとつです。
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