● メルセデスAMGが 1000万円の車を1500万円で売れるワケ
山口 萌芽は出ていたと言うか、本当に尾原さんの言うとおりで。
例えば、メルセデス・ベンツのチューニングメーカーで、AMGってありますよね。AMGはベンツの高級バージョンで、ベンツはただでさえ高いんですが、そこに1.5倍のプレミアムをのっけて新車を売っているわけです。
具体的に何をやっているかと言うと、AMGで新車を買うと、職人がエンジンを組み立てているときの、全工程のビデオがもらえるんです。
尾原 え! すっげー。それって、あなたのAMGの…?
山口 そう、あなたのAMGを組んでいるところです。
尾原 うわ、やべー。子どもが生まれる瞬間だ、それ。
山口 マイスターが組んでいて、そのマイスターのサインで、「責任を持って組んだから、どうぞ楽しんでください」っていうレターが付いてくるんですよ。
で、僕が「これはやっぱり意味なんだな」と思ったきっかけがあって。
ベンツで言うとAMGがあって、BMWで言うとALPINAというのがあるんですよね。ALPINAは昔、チューニングメーカーとして名が知られてきたときは、BMWの工場で組んだエンジンをいったんバラして、職人がもう1回ゼロから組み直していたんです。
微妙な擦り合わせとかがあるから、職人が組んだほうがいいんだけど、実際には、今は量産メーカーの組み立てラインもロボットの精度がすごく上がっていて…。
尾原 そうですね。ロボットの精度が上がっていて、本当に細かいところまでできるようになってきているから、そこに機能的差異があるのかと思いますよね。
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