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Saturday, August 28, 2021

<しなのQ&A>ひきこもり問題 県内の実情は?:中日新聞Web - 中日新聞

県ひきこもり支援センターが発行しているガイドブック=駒ケ根市役所で

県ひきこもり支援センターが発行しているガイドブック=駒ケ根市役所で

  • 県ひきこもり支援センターが発行しているガイドブック=駒ケ根市役所で

 社会構造が複雑化し、劇的に変化していく現代は、誰もが生きづらさを抱えがちです。うまく渡れず、ひきこもってしまう人もいます。県は二十五日、「今後のひきこもり支援に関する検討会」を初めて開き、支援の方向性や地域の支援体制について、有識者と検討を始めました。本年度中に「長野県のひきこもり支援のあり方(仮)」を取りまとめる予定です。県内の実情や、対策はどうなっているのでしょうか。本紙県版キャラクター「おしえてほっしー」が、「おやっきー博士」に聞きました。 (石川才子)

難しい把握 中高年層への支援など課題

 Q ひきこもりって、どんな状態のこと?

 A 学校や仕事、家庭外の人との交流といった社会参加をせずに六カ月以上、家庭にひきこもっている状態。背景や要因は多様で、さまざまな疾患の症状や葛藤の兆候として現れると言われているよ。すべての事例で社会的支援や治療を必要としているわけではない。一般的には、長期化して社会生活の再開がとても難しくなり、当事者や家族が大きな不安を抱えるようになったとき、支援が必要とされているんだ。

 Q 県内の状況はどうなっているの?

 A 県は二〇一九年、ひきこもり施策を検討する...

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