イラストレーターのあさとひわさんが、レビー小体型認知症の父親との日々を漫画にしました。父親が入院して1週間。父親のお見舞いにやってきました。 【マンガ】元気になれる魔法のことば
■元気になれる魔法のことば
面会の受け付けをして、病室へ。カラカラと戸をあけて中をのぞくと、「父」は本を読んでいました。「おおー。来てくれたのー」と「父」。「どーもー」と「私」。調子はどうかたずねると、「皆さんよくしてくださってます」。「父さんこれから気持ちを新しく持って、家に帰ったらいろいろ執筆するつもりです。それからね…」。ぺらぺら話すのを、「私」は、ふんふん、はいはいと聞きました。そして「父」は、ふーと一息ついて聞きました。「で、お父さん、どう見えます?」。「私」は、心の中で「でた。ほしがるなあ」と思いながら、「だいぶ元気そうだねー」と答えます。どう見えるかは毎回きかれます。
■お父さん、どうですか?
入院した時、父親は意識がもうろうとし会話が成り立ちませんでした。この日のあさとさんはどんなことを感じたのでしょうか。 「普段から、私が実家に帰ると『お父さんはどうですか?』と聞かれることはよくありました。そのたびに、少し太ってつやがいいんじゃない? とか、充実してそうだね、などと適当に答えます。この日は、自分がしっかりしているところを見せたい気持ちがあったのか、普段よりいっそうおしゃべりでした。入院から1週間がたち、調子も戻ってきたのだと安心しました」
あさと ひわ
埼玉県生まれ、東京都在住のイラストレーター。数年前、父が認知症になりました。その出来事をもとにマンガを描いています。重くなりがちな話題かもしれないですが、気楽に読んでもらえたらうれしいです。好きなものはおやつ、昼寝、野鳥。
あさと ひわ
からの記事と詳細 ( 入院中の父が“かまってちゃん”に 見舞いに行った娘に、必ず聞く質問 <人気マンガの裏側>(なかまぁる) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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