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Thursday, July 16, 2020

座長「下流影響 軽微で一致」 国交省専門家会議、静岡県側委員は異論 リニア大井川水問題|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

国土交通省専門家会議の議論のポイント

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を議論する国土交通省専門家会議の第4回会合が16日、同省で開かれ、JR東海が大井川流域全体の状況を説明して中下流域の水利用に影響を及ぼさないと改めて主張した。福岡捷二座長(中央大教授)は会合後の記者会見で、JRの主張に沿い「下流の水利用に対する工事の影響が大きくないという点は、委員は皆そうだねという方向があった」との認識を示した。ただ、会合では、静岡県が推薦した委員からJRの主張に対する異論が出て、意見は取りまとめなかった。
 福岡座長は会見で、渇水時に工事の影響が下流に出ないとする根拠について「利水関係者が努力してお互い譲り合い、できるだけ破綻をきたさないように持続的な形で水を利用していくルール」があることを挙げた。県の有識者会議でデータ不足による限界が指摘されたJRの流量予測に関しては「(影響を)JRは大きめに計算していると言っている」と説明した。
 会議では本県推薦の森下祐一静岡大客員教授らが「もう少し踏み込んでデータや解析を示してほしい」と求めたが、福岡座長は会見で「(静岡の委員を含め)合意に近い形になった」との認識を示した。
 事務局を務める国交省鉄道局の江口秀二技術審議官は今後、会議の中間報告を取りまとめる方針を示した。
 また、JRは地質調査に関し、詳細な地質が分かるコアボーリングを県内6カ所で実施したと明らかにした。JRによると、県有識者会議の提出資料に記載したものの、協議では説明していないという。ただ、6カ所に山梨県境付近の大規模断層は含まれていない。JRは流量予測に基づく上流部の沢枯れの状況を示した地図も示したが、不確実性があると説明した。
 県が国交省との事前の合意で求めた「全面公開」はこの日も認められなかった。

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July 17, 2020 at 09:30AM
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