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Thursday, July 30, 2020

第2節:OT「編成ってなにを考えているの?戦略と集客の関係は?」〜バスケ好きによる、バスケ談義〜|Satoshi Takasugi|note - note

■登場人物

太陽さん:沖縄出身の43歳。スラムダンク → NBA → Bリーグとバスケの沼にハマる。琉球ゴールデンキングスのクラブ経営研究が趣味で、2023年バスケワールドカップ沖縄開催を成功させると心に誓っている。
twitter→https://twitter.com/ThatWat
note→https://note.com/taiyowakugawa

さとし(私です):千葉市在住バスケ観戦が趣味の40歳。中高バスケ部。スラムダンクで毎回泣く。2012年からプロバスケット観戦を始めて直近6シーズンは家族でジェッツのシーズンチケットホルダー。
twitter→https://twitter.com/go_chibajets

■前回までのおさらい

前回は編成(ロスター)が戦略・マーケティング・集客について語りました!今回はチームによって違う、補強の背景や意図を探ってみました。

■補強したチームとそうでないチームでは何が違うの?そしてその背景と意図は?

た:そういう意味では、選手人件費がどんな変化をしてきたの?って話だけど、B2のチームとか「本当にそんなにお金あるの大丈夫?」って感じて。

さ:そうそう!でも今チャンスなんだよね。2チーム昇格だよね。
「今、金かけてあがっちまおうぜ」って話だよね。シンプルに言うと。

た:そうそうそうそう。お金をかけるタイミングではあるんだよね。

さ:そこは明確にされたなと思うし。逆にB1のチームは二極化したんじゃないかな?と思う。

た:そうだね。B1は二極化するけど、二極化の下の方が増えるかなと思ったけど、結構上は予想以上に頑張って補強を強めていて、下はチーム再構築という状態というのがはっきりしたな。という印象。

さ:うん、そうだよね。コロナっていうネガティブな要素があるけど、
一方、それによる今季以降のリーグのレギュレーションや、
Softbankさんがリーグスポンサーを継続することや、リーグの支援・配分金とかの色々な要素があると思うんだよね。

でも太陽さんの言う通り、上は頑張る。千葉とかは「本当にお金あるの?」とか思ったし。もちろんマイケル・パーカー選手の実質の放出とかもあるから調整ついてるのかもしれないけど。

た:うん、「金あるの?」でいうと、千葉と宇都宮にそれを感じる。
自分達の「集客」の強さがウィークポイントになりえる状況。
千葉はミクシィがオーナーになってっていうのはあるけど、宇都宮とかはどうなんだろ?

さ:うんうん、そうだよね。太陽さんもOUTNUMBERで記事を書かれていたことにつながるけど、すべてに当てはまるわけではないが、旧企業チームと言われるNBLの所属していたチームは売上の中でのスポンサー収入の比率が高い傾向がある。

スポンサーといっても、親会社関連が多かったりすると、「コロナでスポンサーさんの出資が減るよ」の影響を受けにくい可能性も高いし、良い意味で入場料収入の比率が少ないので、入場制限等の影響も受けにくい。

という構造を考えると、結構お金の面で攻めれるよね。と思う。

一方、それに該当しないチームはきつい。

た:そういう意味では琉球もどうなんだろと思う。

さ:琉球って株式会社ドーム(アンダーアーマー日本総代理店)さんは今どの程度絡んでいるの?

た:ドームさんは過去3年5億の契約とかもあったけど、今は株式会社ユーグレナが第2位の株主になってて。

さ:あーミドリムシの!ホリエモンも絡んでいた!

た:そうそう。そこが琉球の運営会社と同じくらいの株を持っている。
あとは、ユニフォームの胸スポンサーの全保連株式会社さんがスポンサーとして、応援してくれている。

さ:ジェッツは株式会社金太郎ホームさんが胸スポンサーで、試合スポンサーも含めて、相当ーーーーな金額を出してくれているようです笑
昔はジェッツのHPでスポンサー向けのセールス資料が見れたけど、今は無い笑 トップスポンサー数社は各社億に近い数字かそれ以上を出していただいていると思います。

た:そうだよね。社数と内訳とスポンサー収入が40%超えて2018年で8億弱だからそのくらいになるよね。

さ:ですです。ちょっと話戻るけど、
選手人件費でいうと名古屋も今季は強めに来たのかなとかも思う。
日本人・外国籍ともにかなりの補強。ドナルド・ベックさんも入閣したし。
もともと集客が強くないチームだから、影響を受けにくい中で、
かなりのてこ入れ。

た:ね。ドルフィンズすごいね。そうだよね。もともとスポンサー収入が60%超えるような状態だからね。
でもちょっと読めない笑 どこまで本気なのか。
というのも、今のドルフィンズアリーナは名古屋場所もあるとか色々な絡みあるけ中で、自分達のアリーナとかの計画とかも聞こえてこないけど。

さ:なんかアリーナの計画の話ありましたね。僕も一瞬名古屋に住んでた事あるんだけど、久屋大通公園という市の中心部に5,000人規模の。そしてドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の移転新設。
でも、そこにドルフィンズがどの程度絡むのか?

た:そうだよね。そこら辺もね。なかなか聞こえてこない。

さ:ね。まー色々語ってきましたけど、少しまとめると、
B1に関しては、「今のうちにやってしまうおう」というか、この状況をチャンスと捉えて、選手補強を強めてタイトルをというチームがあり。

た:そうだよね。優勝っていう箔をね。

さ:そこの本気感笑
B2も昇格や今後のリーグの計画に基づいたチーム拡大を狙う意味で、
チャンスと捉えたチームの本気感

た:コロナが無くてもレギュレーションなりを起因として、
変化が起こるはずだったけど、(コロナの影響で)より加速したというか。
ブレーキかかるかなとも思ったけど。

さ:よりね。フルスロットルのチームと強制ブレーキがかかったチームとが、分かれたよねと。面白い。

た:うんうん、あったね。面白い。

~第2節 これにて試合終了!~

■次回予告

いかがでしたでしょうか?レギュレーションの変更は決まっていたことですが、それに加えてコロナの影響でのリーグの昇降格のレギュレーション変更とチームの経営状況でチームの方針に差が出たオフシーズンでしたが、これがどんな結果を導くのか!楽しみです!

次回は、「カスタマーサービス」をテーマに、各チームが取り組んでいることを深堀していきたいと思います!

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