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Wednesday, June 3, 2020

【虹のコンキスタドール インタビュー】一致団結した今の虹コンが感じられる一枚(OKMusic) - Yahoo!ニュース

ベストアルバよりもベストなアルバムだと思える仕上がり

──2年半振りとなる待望のアルバムが完成した今の気持ちを教えてください。 的場:過去最高のアルバムができました! 実は、この2年半の間にベストアルバム(2018年12月発表の『THE BEST OF RAINBOW』)をリリースしているんですが、それよりもベストなアルバムだと思える仕上がりになっているんです。自分たちでも虹のコンキスタドール(以下、虹コン)の曲が好きすぎるからこそ、自信を持って発売できることがすごく嬉しいので、全力で推したいアルバムとなりました。何よりも、この2年半の間にメンバーが変わっていないという部分が、今までの虹コンにはなかったところなので、本当に一致団結した今の虹コンが感じられる一枚になっているんです。 岡田:私は後輩メンバーなので、前作は自分の声があまり入っていなかったんです。でも、今作は自分の声がしっかりと確認できるので本当に思い入れが強いアルバムになりました。どの曲もひとつひとつしっかりとメンバーとの思い出があるので、本当に濃い一枚になっているんです。それに私自身、この2年でアイドルとしてのプロ意識がすごくついてきただけでなく、全員がパフォーマンスの面でも底上げされていることが分かるんです。 的場:絆も深まったよね。 岡田:はい。的場さん、鶴見さんとも個人的に遊ぶようになりました。お泊まりもしているんですよ。そこで的場さんは私と同じ年でありながら、リーダーとして12人をまとめているんです。本当に並大抵の努力ではやってのけられないので、自分を大切にしながら頑張ってほしいと思っています。 ──急なお母さん目線! 岡田:あはは。鶴見さんは、とりあえず顔が良いんですけど… 鶴見:あはは! 岡田:ビジュアル担当でありながら、ライヴでのパフォーマンスの観せ方も自分色に染めるのがうまいんです。ライヴでは本当に輝いている存在なんですけど、内面は本当に穏やかで、4年くらい一緒にいますが、一度もイライラしているところを見たことがないんです! そう言えば、的場さんも穏やかなので、このおふたりは虹コンの菩薩です! ──すごいメンバー愛! 岡田:そのくらい絆を感じられる2年半でした。 鶴見:それもあってか、特に何をしているわけではないのに、“全体的に動きが揃っている”と言われることが増えたんですよ。それに、このメンバーになってから、みんなでちゃんと同じ方向を向いて成長できているんです。その成長過程や新曲で新しいものに挑戦している姿を体現した、奥深い一枚になりました。 ──今のコメントのあとにアルバムを聴くと、また違う感覚になりそうですね。 的場:元気でアゲアゲな曲ばかりなのですが、全部めちゃくちゃ泣けるというのはあると思います(笑)。 ──1曲目「響け!ファンファーレ」は本当に今の虹コンの勢いを表現したような曲に仕上がっていますね。 的場:私たちもこの曲にすごく背中を押してもらっています。去年の年末に結成当初から第一目標にしていたZepp Tokyoでワンマンライヴをすることができたんですね。それは本当に嬉しかったんですが、その目標を達成したからこそ、新たな日本武道館という決意表明が口から出てきたんです。そのすぐあとに「響け!ファンファーレ」を歌ったので、改めて頑張ろうと思えました。 岡田:歌詞もすごくいいですよね。《何百回 そう不安で いっぱい泣いた夜も 未来の虹に変えて 君を連れてくんだ!》という歌詞は虹コンらしさが滲み出ていると思ったんです。ひたむきに明るいだけだと、眩しすぎて共感できない人もいると思うんですが、この曲のように、何百回も泣いて乗り越えて、こんなに明るくやっている姿というを見せることで、より深みが出ると思うんです。 的場:そうだね。そう言えば、この曲の出だしが《誰にも言わず決めたのは 大きすぎる夢のせいなんだ》というフレーズで。今思い出しても泣きそうになっちゃうくらい(笑)。武道館公演がしたいって口にすることで、“無理だよ”って言われるんじゃないか、より遠いものになってしまうのではという気持ちもあったので、ずっと秘めておこうと思っていたんです。でも、この曲には宣言する勇気も与えてもらったんです。 ──そのワンマンライヴの映像が初回盤に付くんですね。 的場:はい! ぜひ観てもらいたいです! 鶴見:虹コンの応援歌って「やるっきゃない! 2018」(『THE BEST OF RAINBOW』収録曲)と「やるっきゃない! 2015」(2015年発表のシングル)の2曲があって、ずっと人気だったんです。それらは完全にインドアな私たちのために作ってもらった曲だったんですが、ファンの人たちも響いてくれたことで人気を集めていたんです。でも、この「響け!ファンファーレ」は私たちの気持ちも歌いつつ、それを力にしてみんなを元気にするという応援歌になっていることで、私たちが応援されるのではなく、“虹コンが応援しに行くぞ!”という気持ちが詰まった曲になりました。 岡田:この曲は、『プリキュア』のような女児系アニメの主題歌だったら絶対泣いちゃうような曲になっているんです(笑)。それに、私のお母さんや友達からもウケが良くて、“めっちゃ好き!”って言ってもらえるんですよ。贔屓目なしにそう言ってもらえる曲だと思うので、より多くの人に聴いてもらいたいですね。 ──対するラストの新曲「夕暮れグラデーション」はまったく違うタイプの曲になりますね。 的場:この曲を最初に聴いた時、”キター!“と思ったんです。というのも、すごくエモいのに、めちゃくちゃさわやかなんですよ。こういう曲がずっと欲しかったので、とても嬉しいですね。これまでもエモい曲はたくさんあったんですが、深く重くなるわけではなく、ちゃんと余韻に浸ることができる、すごくいい曲だと思います。 鶴見:エモい曲って重すぎるから2年に一回くらいしかライヴで歌えないんですよ(笑)。でも、この曲は毎回歌ってもいいと思える曲なので、すごく嬉しかったですね。 岡田:笑顔で泣いちゃうような曲になっているんです! 歌詞にもある“焦らなくてもいいよ”って言葉を言ってもらえることもあるんですが、それって私たちからしたら“期待されてないのかな?”って思ってしまうこともあるんです。そんな気持ちも共感できると思うので、じっくり聴いてもらいたいですね。 ──その焦りを乗り越えるためにメンバーでしていることはありますか? 的場:実は、真面目な話は恥ずかしくなっちゃうのであまりしないんです。でも、お互いふざけ合っている時に、“こんなにもメンバーのことが好きだったんだな”って思うことがあるんです。 岡田:ライヴ中によくありますよね。特にライヴ前の円陣を組み時って、みんなちょっとアツいことを言ったりするじゃないですか。あれ、すごく好きです! 的場:そうだね。あの時だけ恥ずかしげもないことをみんなで言うよね(笑)。 鶴見:そこで爆アガがりするんだよね。 岡田:そうなんです! すごく好きなんです。

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June 03, 2020 at 04:04PM
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