新型コロナウイルスの感染拡大による休校のため、自宅学習を続けてきた10代たち。ですが5月7日（木）に、地域によっては学校が再開しました。この日のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、『学校に行った君のこと』をテーマに放送。パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が、久しぶりに登校した感想をリスナーに聞きました。そのなかから、1ヵ月遅れの入学式を迎えた新高校1年生の女性リスナーとのやり取りを紹介します。
――まだ休校中のリスナーは……
こもり教頭：（学校掲示板に届いた）書き込みを紹介します。
【今日はちょうどテストの日でした。本来は、今日から学校に行って早速テストという感じでしたが、休校が延長になりましたので、家でテストをしました。やっぱりテストは学校でしたいです。緊張感が違います。早く学校行きたい！（5/7投稿・群馬県・15歳男性）】
さかた校長：なるほどな～。そりゃそうだよな、家でテスト……。
こもり教頭：そうですよね。僕も、家テストは人生でないですもん。
さかた校長：受験のときに、模擬テストを家でやったりはしたけど……。
こもり教頭：（この書き込みにある）「緊張感が違う」、「学校でしたい」という気持ちはよくわかりますね。僕も学生のときには1ミリも考えられなかったけど、テストってすごく必要だなと思うんですよ。自分の学力が、いまどのレベルにいるのか見なきゃいけないというか。自分が学生のときには先生にそんなことを言われても、「そんなのわかってるよ！ でも嫌なんだよ！」って思っていたけど、大人になると「ああいうことって必要だったな」って思うんです。
さかた校長：そうだね。テストって集中力がいるから疲れるし体力もいるけど、実際に……お笑いでも、練習よりもライブで実践したほうが身につくみたいなことがあるからね。
こもり教頭：あらためて、「テストって何だろう？」って考えるきっかけになるかもしれませんね。
さかた校長：地域や学校によっては再開して登校できたところもあるし、できなかったところもあるし。それはさまざまなんだけど、今夜は「今日、学校に行けた」という君が、学校で何をしたのか、誰と会って何を話したのか、そして何を思ったのか、を聞かせてもらいたいと思っている。
こもり教頭：生徒のみんなのリアルな声を、聞かせていただきましょう。
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